クリスタをUS配列キーボードで利用する

Note

  • WindowsCLIP STUDIO PAINT PRO/EX Ver.2.0.0(日本語版ライセンス)で確認。Mac版・多言語版では未検証。
  • この記事は過去の記事を再編集したものです。

クリスタのキーバインド判定

WindowsCLIP STUDIO PAINT(以下クリスタ)上のショートカットキー入力では、どうやらJIS配列を前提としており他のキーボードレイアウトを考慮していないらしい。 その影響としてUS配列などのキーボードレイアウトでは設定とは異なったり、入力不可になってしまうキーバインドが存在してしまう。

原因はおそらくクリスタが仮想キーコード(キーで表される文字・制御)ではなくスキャンコード(レイアウト上の配置)でショートカットが判定されてしまっているからだと思われる。
公式の回答では仕様のようで、いつ対応するかは不明。

参考: キーボード入力の概要 - Win32 apps | Microsoft Learn www.clip-studio.com

初期設定のショートカットキー

最初から設定されているショートカットキーで問題になるのは以下の2つです。 追加のショートカットキーを設定していないのであれば、このキーバインドを変更するのみで解決します。

コマンド 機能 デフォルト 変更例 備考
回転・反転 右回転 ^ = 「左回転」は「-」
表示位置をリセット Ctrl + @ Ctrl + Shift + 2
`
(Ctrl +) '
「全体表示」は「Ctrl + 0」
「100%(拡大率)」は「Ctrl+Alt+0」
「Crtl+Shift+0」「Ctrl+`」はWindowsが既に予約済みで使えない